【新唐人2014年3月21日付ニュース】中国雲南省の幼稚園で給食を食べた園児32人に食中毒と思われる症状が現れ、うち2人が死亡。食中毒の原因はまだ調査中だそうです。
3月19日夜、雲南省文山チワン族ミャオ族自治州の幼稚園で給食を食べた園児32人に、食中毒と思われる症状が現れました。重症の7人のうち、2人はすでに死亡し、5人は治療を受けています。
20日午前、新唐人記者が入院児童の保護者に電話取材を行いました。
園児の保護者 范さん
「幼稚園に着いたと時、すでに様態がおかしかったです。3人は17〜18時間も救急治療を受けているのに、まだ意識が戻りません。医者に聞いても、何も言ってくれません」
范さんは19日午後3時40分頃、4歳8ヶ月の息子が風邪を引いたので園に来るようにと先生から言われたそうです。幼稚園に着くと、今度は病院に搬送したと言われました。しかし、病院に行っても息子は見つからず、再び幼稚園に戻って息子を見つけました。結局5時過ぎに病院に搬送され、すでに危篤状態になっていたそうです。
記者が地元政府の宣伝部の職員に訪ねたところ、食中毒の原因はまだ不明で、今のところ、新たな進展はないと告げられました。
中国では先日、西安や吉林、湖北などの複数の幼稚園で、園児に長期的に抗生物質を投与していたことが明らかになりました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/03/20/atext1085223.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)